九谷焼 仲田錦玉 4号香炉 白粒金鉄仙文

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九谷焼 仲田錦玉 4号香炉 白粒金鉄仙文

九谷焼 仲田錦玉 4号香炉 白粒金鉄仙文

日本を代表する伝統的な陶磁器工芸、「九谷焼」の香炉です。
九谷焼の伝統技法の一つ、「青粒(あおちぶ)」を駆使して制作された作品。
青粒技法の第一人者と言われる、九谷焼の代表作家、仲田錦玉による作品。
緻密に丁寧に仕上げられた美しい香炉作品です。

青粒は、絵具を器面に落とすようにして極小の点をひとつひとつ描く、緻密な作業を要する技法です。
極小の点が緻密に構成され、独特の美しい装飾を生み出します。
大正時代に広まった彩色の技法で、地色の上に、細かい色の点の盛り上げを並べる鮫皮のような手法。
粒の大きさ、色、間隔の均一さで緻密な技術が要求されます。
落ち着いた重厚感と品の良さが備わっています。

その主体の色によって、青粒、白粒、金粒と呼ばれることもあります。
今回の香炉は、白色を基調とした白粒のもの。
白を基調にし、金色とアクセント的な青色の配色が気品を生み出しています。

仲田錦玉は、青粒技法の第一人者と評される作家。
仲田錦玉が始めた技法に青粒を発展させた渦文・青海波文があります。
普通の青粒は、不規則な位置に粒が打たれていますが、錦玉は渦状に粒を打つので、その模様は精緻で優雅な美しさを備え、立体感や風格が違います。
その粒の大きさ、色、間隔の均一さは、まさに神業と言える技。

仲田錦玉は、宮内庁御用達、日本工芸会正会員、伝統工芸士。
追従を許さない青粒技法で、一時代を築きましたが、2015年3月に亡くなりました。
 

日本国内での「知名度」はもちろん、海外でも「ジャパンクタニ」と高い評価を受ける九谷焼。「赤、緑、黄、紫、紺青」の「5彩の色使い」で豪快かつ繊細に描かれる「色絵の表現力」は他に類がない、九谷焼「独特の魅力」です。
今も昔も、その「完成度の高さ」から、「大切な方への贈り物」や「特別な記念品」として、「個人の方から、企業の方」、さらに、「宮内庁御用達」の工芸品として大変重宝されています。
九谷焼は、敬老の日、金婚式、銀婚式の記念品・贈答品、父の日・母の日・誕生日プレゼントに、定年退職祝い、内祝い、還暦祝い、喜寿祝い、米寿祝い等の記念品として、人気の高い、陶磁器の名ブランド。

長い歴史を持つ九谷焼は、鮮やかな「九谷五彩」の中に、土に命を注ぎ上絵に心を込める職人のひたむきな情熱と豊かで細やかな感性が見事に調和して表現されており、日本を代表とする陶磁器として国内はもとより海外まで知られ、多くの人達に支持され親しまれております。

九谷焼 仲田錦玉 4号香炉 白粒金鉄仙文

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