エンツォ・マリ テーブル “フラーテ”

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エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

エンツォ・マリ テーブル “フラーテ” ( Enzo Mari “Frate” Table )

ミッドセンチュリーの傑作インテリア・家具です。
このテーブルは、イタリアにおけるモダン家具の代表ブランド、ドリアデ社 ( driade ) のカンファレンス/ダイニングテーブル。
イタリアのプロダクトデザイナー、エンツォ・マリ ( Enzo Mari ) の手による、ミニマルなデザインのテーブルです。1974年制作。
エンツォ・マリは、オリベッティやアルテミデなどのプロダクトを手掛け、イタリア工業デザイン界では伝説的存在と言われる重鎮デザイナー。

ビーチ材の貫に鉄製の脚がボルト留めされてフレームを構成しています。
その上にピッタリ同じワイドの幅2000mmのガラス天板が載るシンプルかつ実に機能的に理に適った構造。
ガラス越しに見える脚の造形はシンプルながら実に美しく、ひとつのプロダクトの中で鉄とガラス、木材という異素材が無駄なく見事なまでに調和したミニマリズムの傑作テーブルと言えます。
 

エンツォ・マリ ( Enzo Mari )
1932年ノヴァーラ生まれ。ミラノのブレーラ美術学校では「視覚心理学と企画設計方法論」の研究に従事しました。卒業後、ブルーノ・ムナーリの紹介でDANESE(ダネーゼ社)でプロダクトデザインを手掛けるようになります。イタリアをはじめとする各国の大手メーカーのために1600点以上もの製品のデザインをてがけ、その美術作品や製品は各地の美術館に収蔵されています。1967年と1979年、1992年にコンパッソ・ドーロ賞(金のコンパス賞:ADIが主催するデザイン賞)を含め、40もの賞を受賞しています。
現在もミラノにスタジオをかまえ制作活動を続けています。芸術における視覚心理学や知識構造の研究など、緻密な分析に基づいたアプローチから導き出される、必要善から生まれる美しさがエンツォ・マリの作品を特徴づけています。

エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

エンツォ・マリ テーブル "フラーテ" ( Enzo Mari "Frate" Table )

[出典]Mobili vintage online, modernariato anni 50-80: Spazio 900


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