九谷焼 福田良則 10号花瓶 青手こぶし

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九谷焼 福田良則 10号花瓶 青手こぶし

日本画のような繊細さと優美な美しさです。
日本の伝統陶磁器工芸品「九谷焼」の花瓶作品。
こうした多種多様の表現や色絵に溢れているのも九谷焼の大きな魅力です。
作家は、九谷焼の伝統工芸士、昇竜窯の福田良則。
丁寧で絵画のような画力が光ります。

モチーフとなっているのは、コブシの花です。
コブシは、モクレン科に属する落葉広葉樹の高木で、高さは20mにもなります。
果実は集合果でにぎりこぶし状のデコボコがあります。この果実の形状がコブシの名前の由来と言われています。
花は美しい白色で、よい香りのする大きな6弁花です。

そのコブシの花を、青と黒の深い色を背景に、鮮やかに繊細に描いています。

福田良則は、学生時代、日本画を専攻していました。
作風に、その経験が活かされています。日本画のような奥行きを感じさせる絵付けが印象的。
青九谷、赤絵と言った伝統的な九谷焼の技法を得意としていますが、その一方で、古九谷風でありながらもどこか現代風の味わいがあります。落ち着いた雰囲気をかもし出す魅力もあります。

九谷焼伝統工芸士・創造美術会運営委員・石川県伝統工芸士会理事。
昭和27年、石川県七尾市生まれ。昭和48年、九谷焼新作展及び九谷伝統工芸展で入選。以降、連続入選を果たしています。
昭和60年、創造美術第37回展で新人賞を受賞後、連続入選を続けけ、平成7年、経済産業大臣指定、九谷焼伝統工芸士の認定を受けました。
以降、日本伝統工芸士展や北陸創造記念展などで、数々の賞を受賞しています。
 

日本国内での「知名度」はもちろん、海外でも「ジャパンクタニ」と高い評価を受ける九谷焼。「赤、緑、黄、紫、紺青」の「5彩の色使い」で豪快かつ繊細に描かれる「色絵の表現力」は他に類がない、九谷焼「独特の魅力」です。
今も昔も、その「完成度の高さ」から、「大切な方への贈り物」や「特別な記念品」として、「個人の方から、企業の方」、さらに、「宮内庁御用達」の工芸品として大変重宝されています。
九谷焼は、敬老の日、金婚式、銀婚式の記念品・贈答品、父の日・母の日・誕生日プレゼントに、定年退職祝い、内祝い、還暦祝い、喜寿祝い、米寿祝い等の記念品として、人気の高い、陶磁器の名ブランド。

長い歴史を持つ九谷焼は、鮮やかな「九谷五彩」の中に、土に命を注ぎ上絵に心を込める職人のひたむきな情熱と豊かで細やかな感性が見事に調和して表現されており、日本を代表とする陶磁器として国内はもとより海外まで知られ、多くの人達に支持され親しまれております。

九谷焼 福田良則 10号花瓶 青手こぶし

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