九谷焼 武腰一憲 8号花瓶 家路

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九谷焼 武腰一憲 8号花瓶 家路

美しい青。そして金彩の月。
異国への憧憬です。
日本を代表する伝統陶磁器工芸品「九谷焼」の花瓶作品。
九谷焼の作家、武腰一憲の手によるものです。

武腰一憲は、九谷焼の名工・九谷庄三の直系。九谷焼の将来を担う作家です。
本作品は、郷愁誘うシルクロードの心象風景を表現したもの。シルクロードの国ウズベキスタンを訪れた時に感じた心象を表現しています。長年、自分の表現を求めてきた、武腰一憲の一つの答えです。このモチーフ・デザインは、この花瓶作品を始め武腰一憲の様々な意匠・器の作品で用いられています。

老人たちのまとった印象的な民族衣装を、九谷焼特有の赤・青・紫・群青・黄の五彩で表現できるのではないかと言う発想から生まれた作品。
つや消しの不思議で美しい背景のブルーは、七宝焼の釉薬に独自の調合を加えたもの。ウズベキスタンの町の名前から「サマルカンド・ブルー」と名付けられています。
その上を、老人と少年と馬が、呉須と和絵具の九谷焼の技法で描かれ、光沢を伴って静かに浮かび上がっています。巨大な満月が浮かぶ夜空との対比が美しく魅力的です。幻想的な美しさ。

武腰一憲は、九谷焼中興の祖といわれる九谷庄三の義弟であり弟子であった善平氏を初代とする名門窯五代目に生まれました。
家業を継いでいく中で、近代九谷の礎を築いた北出塔次郎氏に師事した父や、学生の頃からの恩師である十代大樋長左衛門氏から、多くの影響と薫陶を受けています。
「特に大樋先生には、真っ白の磁器に足し算で花鳥風月の加飾をほどこしてゆく九谷とは異なる、抑えた線と色による表現、造形力、作品に求められる品格を今も学んでいます」と語っています。
現代的な新感覚の作風が多く、伝統の風合いを大切にしながらも、モダンで斬新な作風が特徴。その独創的な魅力は、今後の九谷焼の世界を牽引していくと思われます。
 

日本国内での「知名度」はもちろん、海外でも「ジャパンクタニ」と高い評価を受ける九谷焼。「赤、緑、黄、紫、紺青」の「5彩の色使い」で豪快かつ繊細に描かれる「色絵の表現力」は他に類がない、九谷焼「独特の魅力」です。
今も昔も、その「完成度の高さ」から、「大切な方への贈り物」や「特別な記念品」として、「個人の方から、企業の方」、さらに、「宮内庁御用達」の工芸品として大変重宝されています。
九谷焼は、敬老の日、金婚式、銀婚式の記念品・贈答品、父の日・母の日・誕生日プレゼントに、定年退職祝い、内祝い、還暦祝い、喜寿祝い、米寿祝い等の記念品として、人気の高い、陶磁器の名ブランド。

長い歴史を持つ九谷焼は、鮮やかな「九谷五彩」の中に、土に命を注ぎ上絵に心を込める職人のひたむきな情熱と豊かで細やかな感性が見事に調和して表現されており、日本を代表とする陶磁器として国内はもとより海外まで知られ、多くの人達に支持され親しまれております。

九谷焼 武腰一憲 8号花瓶 家路

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