西川庄六商店 竹の定規扇子

西川庄六商店 竹の定規扇子

アイデアだなと思いました。
伝統ある近江商人の老舗、西川庄六商店からリリースされた竹の定規を取り込んだ扇子です。
安土桃山時代より続く西川庄六商店は、今でいう「セレクトショップ」
近江商人として大阪や江戸で日本中の「良いモノ」を取り扱ってきました。そして、現代、日本に今も残る「良いモノ」を現代の暮らしに合わせて新しい商品を提案しています。

西川庄六商店では、個性的でユニークな扇子を多くリリースしています。和小物の質感の良さに加え、現代デザインの個性を併せ持った作品作りをしています。

日本古来から、温度変化による狂いが少ないこと、静電気が起きにくい竹の性質から多くの工芸品で竹細工が用いられてきました。
竹のものさしは、そうした竹の特徴から狂いが少ないと言う事で、今でも和裁や呉服業界で重宝されています。

また、日本の伝統工芸品である扇子にも竹はよく用いられてきました。その竹と相性の良い定規と扇子の組合せ。
肌色の定規を見ると竹を彷彿させるくらい竹との結びつきが強い定規ですが、扇子と組み合わせても何の違和感もなく溶け込み、むしろ竹の素材感が更に拡張され、涼しさ溢れる印象を受けます。
また、扇骨に刻まれているのはメートル法で端が0から始まる親切設計。定規としてもキチンと使えます。
扇子として大切な扇面はコットン100％。カラーはワイシャツにもスーツにも似合いビジネスシーンでも活躍するホワイトとネイビー。

狂いが少なくスムーズに開く扇子から運ばれる穏やかな風。日本の伝統と親和性の高い竹の素材感たっぷりの扇子は、ジリジリした暑さの中に上品な涼を運びます。夏の風物詩を演出します。

［出典］machi-ya
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