アルネ・ヤコブセン アントチェア

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アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )
( Arne Jacobsen The Ant Chair )

今も十分にモダン、スタイリッシュです。そしてミニマル。
デンマークの建築家・デザイナーであり巨匠と評される、「アルネ・ヤコブセン / Arne Jacobsen 」の代表作、アントチェア / The Ant Chair です。
シンプルでありながら、必要最低限の要素で構成された完璧なまでに美しいフォルム。
“Ant”から、アリンコチェアとも称されます。北欧インテリアの真髄を魅せてくれます。

アントチェアは、デザインの世界で初めて背座一体の三次元曲面を実現した革新的なチェアです。
最大の魅力は、芸術的なまでに美しい背座一体の成型合板の座面と、背もたれの流れるような美しいフォルムです。その評価と魅力は未だ衰えることなく、デンマーク家具の代名詞ともいわれるほどで、名作チェアとしての確固たる地位を得ています。脚、座、背と椅子を構成する要素すべてが計算された、一つ一つのディティールは芸術的な仕上がりです。

アントチェアは、元々デンマークの製薬会社である、NOVO社の社員食堂用椅子としてデザインされました。
公共施設での利用も考慮して開発されており、自宅のダイニングや書斎などをはじめ 飽きがこないシンプルなデザインや用途や場所などに制限がかからないようなデザインを心掛けています。その為、カフェや美術館、学校などの施設まで幅広く愛用されています。用途や置く場所を選ばないシンプルなデザインは、時代を超えて愛され続ける理由となっています。

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

こうした設計思想もあり、アントチェアは一脚だけの美しさはもちろん、数脚並べた時の統一感はまさに圧巻です。
単体だけでは味わえない美の統一感も、ヤコプセンが計算していたデザインの一つです。家庭での利用はもちろん、カフェや美術館、学校など広い空間でより輝きを放ちます。

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

座面は薄い9枚の積層合板で構成されており、7枚の薄板と2枚の仕上げ板の積層合板からなる構造になっています。外側を仕上げ板で挟み、3枚目を横目に使い、中央は縦目使いにし、これらの積層合板を圧着するという高度な技術で作られています。9枚の積層合板を成形するというフリッツハンセンの高い技術力が、このチェアの特徴でもある美しい曲線と柔らかい座り心地、また軽さと耐久性にも優れたチェアを生み出しました。
見た目の美しさはもちろん、座り心地も体を優しく包み込むようにつくられています。背の適度なしなりと、座面のカーブがその座り心地を実現しており、長時間座っても疲れにくい作りです。

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アントチェアは最大12脚までのスタッキングが可能です。積層合板の特徴でもある軽量な仕様のため、使わない時などは簡単に積み重ねることができます。
またスタッキングされた状態でも美観を損なうことがないため、そのデザイン性の高さもオフィスや公共の場で愛用される理由の一つです。

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アルネ・ヤコブセンは、デンマークの建築家、デザイナー。モダン様式の代表的な人物の一人です。
建築業績の中には、オックスフォードのセントキャサリンズ・コレッジ、マートン・コレッジでの仕事、ラディソンのロイヤルホテル、デンマーク銀行、多くの町役場、および他の建築物があります。多くの優れた椅子と他の家具を設計し、また、国際的な賞も数多く授与されています。

ヤコブセンの家具デザインの多くがモダン様式の手本になっています。1952年からのアントチェア、スワンチェアとともにラディソンホテルで設計されたエッグチェアなどがあります。
彼の最も知られた作品は1955年のセブンチェアであり、500万本以上を販売しています。 セブンチェアは、1963年ルイス・モーレイの有名なクリスティーン・キーラーのヌード写真において使用されました。以降、セブンチェアは姿勢をデッサンする多くの肖像に使用されています。製造は発表当時はフリッツ・ハンセン社が手がけていましたが、現在では、複数の企業が、製造しています。
建築における理想を追求したデザイン、家具までも含めた一貫性と言う点においてミース・ファン・デル・ローエに影響を受けたと自ら語っています。

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

アルネ・ヤコブセン アントチェア ( Arne Jacobsen The Ant Chair )

[出典]FRITZ HANSEN
[購入]Amazon.co.jp


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1件の返信

  1. 2020年4月5日

    […] 世界ではじめて背座一体の三次元曲面を実現した、アントチェア(アリンコチェア)の後継として制作されたセブンチェア。アントチェアから3年後の1955年に誕生しました。座り心地や […]

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