江戸切子 金赤被総籠目文 丸形花生

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江戸切子 金赤被総籠目文 丸形花生

匠の間違いのない仕事ぶり、熟練技の織りなす緻密さが光ります。
日本の伝統ガラス工芸「江戸切子」の花生です。
ガラス工芸の老舗メーカー「堀口硝子」による作品です。
籠目文と呼ばれる伝統的な文様をあしらった、江戸切子職人の中でも限られた者のみがカットできる洗練されたカットパターンが施されています。
金赤の色被せガラスと併せて、透明感と輝くような赤色が魅力的な組合せ。

籠目文様は、日本の伝統文様で、もっとも単純に編んだ竹籠の網目から生じた文様です。家紋等にも用いられることも多いです。
地紋だけでなく、蛇籠の連想から葦・柳・水鳥など水辺の風物ととりあわせて意匠化されることも多い文様。
魔除けの効果があるとも古くから言われる、切子の中でも伝統の模様です。

その伝統の模様に、色被せの部分がより立体的に、また色がしっかり浮き出るように深く掘り込みを入れています。これにより、凹凸がくっきりとした仕上がりとなっています。
模様となる色被せのバランスを正確に整えながらの作業は地味ですが、技術と根気がなせる職人技。手に取ってみるとその立体感が体感出来ます。
色被せガラスの色は、「金赤」と呼ばれる赤色。金赤は、金を原料として発色させる赤で、あざやかな色合いが特徴です。
立体感に飛んだガラスの透明感と金赤の鮮やかさで宝石箱のような美しさと輝きを放っています。

江戸切子の老舗メーカー、「堀口硝子」は、高級料亭、高級百貨店などのご要望にこたえ続けた、質の高い感性に鍛え抜かれてきた卓越したオリジナルデザインと最先端のガラス加工技術が特徴。
江戸切子職人の中でも限られた者のみがカットできる洗練されたカットパターンで、芸術品の域に達している作品です。
筆による箱書きと品質を裏付ける『秀石』の落款が施されています。

『秀石』とは堀口硝子創業者の堀口市雄氏が、江戸切子作家として最初に名乗った号で、初代は創業者の堀口市雄氏。
当時の工場長だった須田富雄氏が「二代 秀石」を継承し、1991年、東京都江東区登録無形文化財(工業技術・江戸切子)の指定を受けています。
現在は、初代の孫であり、二代秀石に師事された「三代 秀石」堀口徹氏が継承しています。

江戸切子の伝統工芸士による匠の技。
清涼感に溢れ、また日本の伝統的で特徴ある文様が、まさに宝石のように美しく、高級感と気品に溢れる工芸作品。
 

江戸切子について

1834年(天保5年)、江戸大伝馬町のびいどろ屋(硝子屋)加賀屋久兵衛が、金剛砂を用いて、硝子の表面に彫刻を施した器を製作したのが始まり、と言われております。

江戸切子は、江戸期の優れたガラス工芸品として、我が国に現存する、江戸時代の伝統工芸品の貴重な制作技法です。誕生から150年余り、その美しさは 多くの人を魅了し、その心を捉えてきました。

江戸切子はもともと、透明なソーダガラス(透きガラス)に、切子細工を施し、手摺りと磨きで仕上げていく硝子細工でした。明治期以降は、薩摩切子の消滅もあって江戸においても色被せ(いろきせ)の技法・素材も用いられるようになるが、色ガラスの層は薄く鮮やかなのが特徴です。
加工法も従来の文様を受け継ぎながら、手摺りからホイールを用いたものに移行していきました。

現在では、当初からの素材であるクリスタルガラス等の透明なガラス(透きガラス)よりも、色被せガラスを素材に用いたものが切子らしいイメージとして捉えられ、多く生産されています。

匠の技が冴える 手作りの逸品
江戸切子の色合い、カット(彫刻)の美しさは、いつの時代も、多くの人を魅了し、その心を捉え続けてきました。
江戸末期に黒船で渡来したペリー提督が、その美しさに感嘆した、と言うエピソードもあります。

ガラス工芸品「江戸切子」は、使って楽しむも良し、贈り物として喜ばれるのも良し、お薦めの逸品。
江戸伝来の技術を継承し、熟達した切子工芸士が様々な伝統文様を基本に、工房独自のデザインにより、見る度に嬉しくなり、使う度に豊かになるような、手作りならではの逸品です。

匠の手作りによる卓越したカット彫刻の技。

江戸切子 金赤被総籠目文 丸形花生

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