GO ON × パナソニック 「響筒(きょうづつ)」

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GO ON × パナソニック 「響筒(きょうづつ)」

掌で音を感じ、表情を愉しむ コンパクトスピーカーです。
「響筒(きょうづつ)」と名付けられた、この家電プロトタイプは、京都の伝統工芸後継者によるクリエイティブユニット『GO ON』と、『パナソニック株式会社アプライアンス社デザインセンター』の新たな家電のデザインを研究するプロジェクト、「Kyoto KADEN Lab.」のデザイナーが共同で開発したコンセプト・プロダクトです。
蓋の開閉に合わせて音をON/OFFする仕組み。蓋を開閉することで音楽が流れるしかけが施されています。

日本最古の手作り茶筒の老舗である、京都の「開化堂」との共同開発。
開化堂の茶筒の蓋の優雅な動きとともに、ふだん何気なく耳で聴く音を掌で感じるという新鮮な感覚が楽しめます。
また触れれば触れるほど変化する素材の表情も魅力です。使い込むほどに愛着がわいてきます。

茶筒は年が経つにしたがって、価値が上がるもの。100年前の製品を今でも直しています。
これまでの家電には無かった、直して長く使うという伝統工芸ならではの考えが取り込まれている所が未来的な感覚も感じます。
作品の中の茶筒には、80年前のものもあります。

「GO ON」は京都伝統工芸の後継者によるクリエイティブユニットです。
2012年、伝統工芸を「技」と「素材」に解体し、様々な企業やクリエイターに提供する新しい「モノづくり」に挑戦することを目的に結成されました。「GO ON」の名称には、受け継がれてきた伝統を継承する意思と、先代たちへの「御恩」の意が込められています。
メンバーは、元禄時代から織物業を営む西陣織「細尾」の細尾真孝、明治8年創業の手作り茶筒の老舗「開化堂」6代目八木隆裕、明治31年創業の竹工芸「公長齋小菅(こうちょうさいこすが)」小菅達之、起源は平安時代にまで遡るという京金網「金網つじ」の辻徹、木工芸「中川木工芸比良工房」中川周士、400年の歴史を持つ「朝日焼」16代目の松林佑典。個性の異なる若い伝統工芸の後継者6人が集い、志を掲げクリエーティブユニットGO ONは生まれました。

「Kyoto KADEN Lab.」は新しいプロダクト(工業製品)のあり方を探る、パナソニック アプライアンス社デザインセンターの新しいプロジェクト。「これからの時代の豊かさを作るプロダクトとは何か? サービスとは何か?」をテーマに、伝統工芸をはじめ京都の様々なリソースを活用、新しい家電のあるべき姿と可能性を探求してます。その第一弾として、京都の新進気鋭の伝統工芸ユニット「GO ON」との共同プロジェクトを展開。

GO ON × パナソニック 「響筒(きょうづつ)」

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GO ON × パナソニック 「響筒(きょうづつ)」

[出典]GO ON × Panasonic Design | Panasonic
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