箔一 金沢箔扇子 箔美 月夜
暑いですね。清涼感運ぶ、日本の伝統工芸です。
金沢箔の製造・販売を手掛ける、「箔一」による、金沢箔をあしらった扇子です。
「金沢箔扇子」は、職人の手作りにこだわって、箔の美しさを最大限に引き出した扇子。
本物志向の日本らしい扇子にこだわり、日本らしさ、金沢箔の美しさを極めた仕上がりです。
この扇子は、箔を大胆に使い、「扇面」「扇骨」「組み立て」まで職人の手作りにこだわっています。
扇面の開発には、1年を費やし、「箔」「ちぎり箔」「野毛」「切り箔」「砂子」といった伝統的な箔材料を用いて、一点一点、膠(にかわ)と礬水(どうさ)で貼り付けています。
この技法は、古来の歌集や、短冊、屏風絵などに用いられた和紙の装飾や日本画の技法を応用。特に伝統的な技法の中でも、「箔」を大きく貼った扇子はごわつきがでるなどの問題があり大変難しく、手掛ける職人は減少傾向にあります。
こうした背景もあり、この扇子は、昔ながらの技法を伝承しつつ、箔をモダンにアレンジした意欲的で挑戦的な作品です。また、箔の自然に割れる表情や、薄さ、柔らかさなどの特性を活かし、一点一点表情が異なる扇子に仕上げています。
装飾品であった屏風絵や歌集の美しさを持ち歩き、お手元で愛用する事で、味わいを増す扇子。
金沢金箔
先人からの雅やかな美を現代に-
金沢金箔の歴史はとおく藩政時代に始まります。以来、約400年にわたり精緻な技術は現代へ受け継がれて来ました。今日では国内の99%以上が金沢で生産され、通産大臣指定の伝統工芸材料として、金閣寺、銀閣寺、中尊寺の金色堂、日光東照宮など数多くの国宝や、伝統工芸品に使用され華麗な金箔ならではの美しさと気品を生み出しています。金沢金箔は現在も古来よりの技法で一枚一枚手づくりされています。日常生活の中で金銀の輝きを堪能して頂けるよう、製作されています。
[出典]HAKUICHI STYLE
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