チャールズ・レニー・マッキントッシュ – ヒルハウスチェア

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チャールズ・レニー・マッキントッシュ - ヒルハウスチェア ( Charles Rennie Mackintosh - Hill House Chair )
( Charles Rennie Mackintosh – Hill House Chair )

アール・デコ様式の真骨頂。直線の美学。
アール・ヌーヴォー、アール・デコ時代に活躍した、スコットランドの建築家・デザイナー、チャールズ・レニー・マッキントッシュ ( Charles Rennie Mackintosh ) による、傑作チェア、ヒルハウスチェアです。
彼がデザインした数多くの家具の中でも、いちばん広く知られている作品。

このチェアは、チャールズ・レニー・マッキントッシュの建築家としての作品、住宅ヒルハウスを設計した際に寝室に置くためにデザインされたもの。
その美しく存在感のある佇まいは、高くて細い凛とした背もたれがインテリア空間全体を変える力を持っています。

オリジナルは今なおヘリンズバラのヒルハウスの寝室に置かれています。
極端なまでのハイバックとデザインから感じられる抽象的な装飾は、この椅子を座るためだけでなく、観賞するためのものとしても考えたマッキントッシュの意図がうかがえます。
インテリア、オブジェとしても高いデザイン性と意匠の完成度を持っています。
日本の建築空間の影響も強く受けており、格子や飛鳥をモチーフとして作られています。
椅子の上部はそうした影響を感じさせる日本的な美しさを感じさせる仕上がりとなっています。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)コレクション作品。
このチェアのライセンスは、現在、イタリアのカッシーナ社が有しています。

チャールズ・レニー・マッキントッシュ (Charles Rennie Mackintosh, 1868年6月7日 – 1928年12月10日) は、スコットランドの建築家、デザイナー、画家です。アーツ・アンド・クラフツ運動の推進者であり、スコットランドにおけるアール・ヌーヴォーの提唱者の一人でもあります。

チャールズを含む4人のデザイナーで開催したグラスゴー、ロンドン、ウィーンの各地で開催された展覧会は、「グラスゴー・スタイル」と呼ばれ、ヨーロッパ各地でその後も開かれ、ウィーン分離派に影響を与えたと言われています。
27歳の若さで、母校でもあるグラスゴー美術学校の新校舎の設計コンペに優勝。グラスゴーのティー・ルーム ( Willow Tea Room ) のインテリアデザイン、ヒル・ハウスの設計など手掛けています。
1928年、喉の癌のためにロンドンで死去。クライズデール銀行が発行する100ポンド紙幣に肖像が使用されています。

チャールズ・レニー・マッキントッシュ - ヒルハウスチェア ( Charles Rennie Mackintosh - Hill House Chair )

チャールズ・レニー・マッキントッシュ - ヒルハウスチェア ( Charles Rennie Mackintosh - Hill House Chair )

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チャールズ・レニー・マッキントッシュ - ヒルハウスチェア ( Charles Rennie Mackintosh - Hill House Chair )

チャールズ・レニー・マッキントッシュ - ヒルハウスチェア ( Charles Rennie Mackintosh - Hill House Chair )

チャールズ・レニー・マッキントッシュ - ヒルハウスチェア ( Charles Rennie Mackintosh - Hill House Chair )

[出典]Cassina | カッシーナ・イクスシー
[購入]Amazon.co.jp


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