フランク・ロイド・ライト バレルチェア
( Frank Lloyd Wright Barrel Chair )
柔らかに包み込むようなデザイン。
近代建築の巨匠、「フランク・ロイド・ライト」によるチェア作品です。
フランク・ロイド・ライトは、アメリカの建築家。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれています。
アメリカ大陸で多くの建築作品があり、日本にもいくつか作品を残しています。
バレルチェアは、1904年、マーチン邸の為にフランク・ロイド・ライトがデザインしました。1937年にこの椅子がジョンソン邸のために作られたときに、タリアセンにある自宅の居間用としても12脚製作し、愛用しました。フランク・ロイド・ライトの傑作チェアです。
バレル=樽という名の通り、丸い座面をぐるりと囲む背もたれとアームを一体化したデザイン。 木製ならではの素朴さとは反して、規則的な細い直線と革が迫力と美しさ感じさせます。
丸みをおびた柔らかなフォルムと木の光沢による美しい仕上げが魅力的です。見た目も高級感あふれるデザイン。
カッシーナのイ・マエストリシリーズで復刻されており、同社の工場では、熟練した職人の手による丹念な仕上げが、バレルの美しさを生み出しています。
フランク・ロイド・ライトは、アメリカ、ウィスコンシン州生まれ。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと並ぶ20世紀の三大建築家の一人です。シカゴ万博の開かれた1893年に、建築家としてシカゴで独立。「デザインとは、自然の要素を純粋に幾何学的な表現手段によって抽象することである」という言葉からもわかるように、一貫して自然と建築の共存を提唱し、有機的建築を数多く残しました。
[出典]Cassina | カッシーナ・イクスシー
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