アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン

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アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )
( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

ちょっと変わりダネではございますが。
まさにモンスターと呼ぶにふさわしい、迫力と豪胆さ、そして緻密さに溢れています。
イギリスを代表する自動車メーカー「アストンマーティン ( Aston Martin )」がレッドブル・レーシングと共同開発した、ハイパーカー、「ヴァルキリー ( Valkyrie ) 」。
そのパワートレインを構成する6.5リッターV12自然吸気エンジンです。

アストンマーティンが“究極のロードカー”と唄うヴァルキリーは、サーキットで最高のパフォーマンスを発揮すると同時に公道走行も可能としたハイパーカーです。レッドブル・レーシングと共同で開発が進めてられている車両のデザインは“空力の鬼才”の異名を持つエイドリアン・ニューウェイが指揮しており、エアロダイナミクスを最大限に利用することで量産車離れした外観を持ちます。
ヴァルキリーの心臓部であるパワートレインには1000馬力を発揮するV12型エンジンが搭載されています。

この凄まじいエンジンは、F1マシンの老舗エンジン・ビルダーであるコスワースの協力を得てつくられています。注目すべきは、この途方もない出力がターボチャージャーの助けを借りずに達成されていることです。
その姿は、「美しき獣」と呼ぶにふさわしい様相を見せています。
光り輝く金属の迷路のような複雑な構造。排気量6.5リッターのV12エンジンは、過剰なまでの1,000馬力を誇り、最高回転数は11,100rpmにも達します。

ターボチャージャーではなく、自然吸気によるエンジン。ターボチャージャーが提供する多くの利点は承知しているが、自然吸気でなければ得られない「パフォーマンス、エキサイトメント、エモーションのすべてにおける絶対的頂点に君臨するエンジン」を望んだとのこと。
軽量であると同時に高い強度も必要だった為、相反する2つの要求を満たすべく、コネクティングロッドにはチタン製のものが採用されています。
クランクシャフトは棒状の鋼材から削り出され、強度を上げるための熱処理と、不要な部分を削る機械加工を交互に繰り返す製造プロセスには6カ月を要し、最終的には元の鋼材の8割が削り落とされます。

各パーツが複雑に入り組み、構成されています。
メカニカル特有の美しさと緻密さ、そして複雑さを一つのパッケージとして組み立てられているその様は、高いエンジニアリングとノウハウ、そして職人技と言える高度で精巧な組み立てプロセスの結晶です。様々な構成要素をまとめ上げプロダクトとして仕上げる工程は、職人たちの手作業も含め、人々のクラフトマンシップのモチベーションの原点を見出すことが出来ます。
人の作りしものの中でも突出したレベルの高次のプロダクトと言えます。
そこから生み出されるエンジン音はV12の独特の甲高い美しい音色。視覚のみならず聴覚も魅了されます。

アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

アストンマーティン ヴァルキリー V12型エンジン ( Aston Martin Valkyrie’s V12 engine )

[出典]WIRED.jp
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