ラリック 香水瓶 フラコン フュージョン 100ML
( Lalique Flacon Fusion 100 ml Perfume Extract )
琥珀、アンバーの色合いが魅惑的です。
洗練されたデザインと伝統が奏でる気品。
フランスのクリスタルガラス工芸ブランド「ラリック」の2022年、限定生産の香水瓶です。
フランスのアルザス地方のウィンジャンシュルモダーにあるラリックのガラス工場設立100周年を記念して、デザイン・制作された作品。
琥珀色と無色のクリスタルを並べた複雑でありながら洗練されたデザインです。
このプロダクトは、マーク・ラルミノー(Marc Larminaux)が監督するラリックの社内デザインスタジオによってデザインされました。美しく魅惑的な琥珀色・アーバンに彩られた、溶けたガラスの塊のような造形が特徴的。
ガラス職人の杖を連想させる黒いサテンのクリスタルストッパーをトッピングし、溶けたガラスを形作るために使用されるツールに付けられた名前であるメイルロッシュに置かれています。
透明なクリスタルを背景に、繊細なシダのモチーフがサテンクリスタルで施され、ラリックらしい、優美で気品溢れる佇まいを実現しています。
包装は、小瓶は桜の木のベニヤ(Soixante-et-Onze)と真鍮の足とハンドルを備えたコフレに囲まれています。シダをモチーフにした見事な装飾が施された金彩の真ちゅう製プレートが印象的です。
香りは、ロバーテットの調香師アレクシス・ダディエによって作成された、新しく調合されたもの。琥珀色の香りを再解釈したエクストラリットデパルファムは、ビターアーモンド、ピンクペッパーコーン、アイリスバター、ホワイトムスクを組み合わせたものです。
署名された番号が付けられた、全世界限定10個の限定生産品です。
ラリックは、花や樹木、昆虫、動物、そして神秘的な女性像などを題材した作品が多く、繊細で優美な美しさとヨーロッパの香り高い芸術性に溢れた工芸品。
創始者のルネ・ラリックは、「アール・ヌーヴォー」の宝飾デザイナーとして名声を得、その後ガラス工芸品の製作に転向し「アール・デコ」のガラス工芸作家として成功を収めました。1860年にフランス・シャンパーニュ地方に生まれたルネ・ラリックは、1900年に開かれたパリ万国博覧会で「アール・ヌーヴォー」の宝飾デザイナーとして名声を得、その後ガラス工芸品の製作に転向し「アール・デコ」のガラス工芸作家として成功を収めました。その作品は今日、フランスの文化遺産に数えられ、パリ・オルセー美術館、ニューヨーク・メトロポリタン美術館など世界中のミュージアムに所蔵されています。
その特徴は、花や樹木、昆虫、動物、そして神秘的な女性像などを題材としてフロステッドといわれる艶消し技法を使ったレリーフによる装飾表現です。フロステッド加工、あるいはフランス語でサティナージュと呼ばれるラリックの伝統的な艶消しのテクニックにより、光は単純に透過することなくクリスタルの内部にこもってから柔らかに反射されるため、レリーフにニュアンスあふれる陰影が生まれます。深い白色のトーンから透明に近い仕上げまで、多彩なフロステッド加工においてラリックの工房は世界最高の技術を誇ります。
[出典]LALIQUE
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