金工 萩野紀子 矧合せ 皿

金工 萩野紀子 矧合せ 皿

ソリッドな線の美学です。
日本の金工作家、萩野紀子 (ハギノ ノリコ) による、皿の作品。
同じ幅の線が形によって変化して見え、また、形によって線の幅が違って見えてくる。
萩野紀子は、そうした線をテーマに作品を作っています。

「矧合せ(はぎあわせ)」と名付けられた作品。
線の動きのおもしろさを金属の色のバランスを考え、金属の自然な色合いを使用して、矧合せ(はぎあわせ)した作品です。
緊張感を持たせながら、その中にもやさしさを、金属でありながら暖かさを感じるような作品作りをしています。
本作品は、2006年の制作。マテリアルは、銀と赤銅です。

萩野紀子作品の金工の技法としては、「鍛金」と呼ばれる技法を用いています。
「鍛金」は、金属を叩き上げて形を作っていく技法。
木台の凹部の上で、板状の金属を木づちでたたいて曲げます。そのあと当金と言う色々な形の鉄の棒を木台にさし、だんだんと形を作ります。一つの作品ができあがるまでには何万回もたたきます。
作品の厚みが薄く仕上がり、軽くて丈夫。
叩いた事が分からないくらいなめらかに仕上げたり、また、叩いた跡を残す事により、味のある仕上がりにもなります。

萩野紀子は、武蔵野美術短期大学卒業後、金工作家で鍛金・矧合せを作風とする人間国宝の関谷四郎に師事。
日本工芸会正会員、埼玉美術家協会会員、巧匠会会員です。

金工 萩野紀子 矧合せ 皿

金工 萩野紀子 矧合せ 皿

金工 萩野紀子 矧合せ 皿

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金工 萩野紀子 矧合せ 皿

金工 萩野紀子 矧合せ 皿

[出典]Onishi Gallery


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