マイセン カラーオニオン 朱金 9点セット
( Meissen Color Onion Red & Gold 9 piece set )
最上級のクオリティとエレガンス。
世界三大陶磁器の一つ、ドイツの名陶「マイセン」の希少品・レアアイテムです。
マイセンを代表するパターン、伝統のブルーオニオンに「レッド&ゴールド」をあしらった、テーブルウェアの9点セット。
この、ブルーオニオンの「レッド&ゴールド」は、マイセンの中でも、マイスターペインターと呼ばれる者だけが絵付けを許された非常に希少価値の高い、最高峰のシリーズです。
セットの内訳は、カップ×2(口径88mm×高さ65mm) ソーサー×2(直径142mm) デザートディッシュ×2(直径200mm) ポット×1(高さ245mm) シュガーポット×1(幅95mm×高さ95mm) クリーマー×1(高さ95mm)
また、コンポート×1(口径150mm×高さ148mm) オーバルトレイ×1(幅182mm×奥行132mm) も含まれています。
今回紹介しているものは、中古品ですが、コンディションは極めて良好なもの。
マイセンのクオリティと気品を堪能出来る豪華なセット。
マイセンを代表する絵柄、「ブルーオニオン」が生まれたのは、今から270年あまり前の1739年。
東洋の焼物を手本として生まれたマイセン磁器には染付をはじめとする中国や日本の絵柄が数多くあります。
その代表格が、「ブルーオニオン」です。オニオンのように描かれたザクロ、竹、桃などが、不老長寿や子孫繁栄を意味し、縁起の良い図柄です。
「ブルーオニオン」の図柄に朱と金を加えた「レッド&ゴールド」は、1850年頃から制作され、富裕な市民階級の悶で広く愛好されました。
金彩と朱の色絵が藍色の染付と上品に融合しています。マイセンが影響を受けたとされる古伊万里焼にも通じるものがあります。
高級陶磁器の持つ艶やかな気品は、食卓を贅沢に彩ります。
マイセンオニオン系の最高峰の作品。
1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功したのがマイセン窯。それまで磁器は有田の古伊万里を始め、東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン(今のドイツ)侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生。以来マイセンはヨーロッパ最古の窯として、世界的な名声を得ています。
贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、これは現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つです。
「青い双剣」と呼ばれるこの剣のマークは、その秘法が外にもれないようにするという意味があるとも言われます。
なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化しています。
今でも絵付けは誇り高き職人たちによってすべて手描きで行われており、その伝統に培われた美しさは広く人々の憧れとなっています。
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