有田焼 有田HOUEN 有田四様 皿・鉢

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有田焼 有田HOUEN 有田四様 皿・鉢

有田焼の伝統とモダンデザイン。
日本を代表する陶磁器工芸品「有田焼」の伝統的な四様式とモダンデザインを四人のデザイナーが融合しました。
2004年に、有田焼窯元4社と8人のデザイナーとのコラボレーションにより誕生した新しいブランド「有田HOUEN」。
今、最も新しいARITAを世の中に発信しています。

この「有田HOUEN」により生み出された、「有田四様」は、有田焼を代表・分類する四つの様式、「初期伊万里様式」「柿右衛門様式」「鍋島様式」「古伊万里様式」を現代のデザインで解釈したシリーズです。

有田焼のこの四つの代表的な様式を表現するには、いくつか守らなければならない決まりごとがあります。
この限られた条件の中で新たな有田焼の創出に挑んだのが、有田HOUENサーフェスデザイナー「永井一正」「佐藤晃一」「吉澤美香」「高橋正」の4人。伝統の四様式とデザインを掛け合わせ、新と旧を融合させたのが「有田四様」です。
 

初期伊万里様式 Designer 佐藤晃一
初期の古伊万里のことで有田焼が始まった1610年代〜1650年頃までの作品をいいます。
事由で勢いのある筆致、温かみのある生地肌などが特徴。

有田焼 有田HOUEN 有田四様 初期伊万里様式

有田焼 有田HOUEN 有田四様 初期伊万里様式
 

柿右衛門様式 Designer 吉澤美香
赤を基調とする優美な色彩が特徴。濁手(にごしで)と呼ばれる乳白色の生地に余白を生かした非対称の日本画風の構図。
染付はなく、口縁に錆、上絵に赤、黄、緑、青、一部に金、まれに紫が使われています。

有田焼 有田HOUEN 有田四様 柿右衛門様式

有田焼 有田HOUEN 有田四様 柿右衛門様式
 

鍋島様式 Designer 髙橋正
幅広の高台からしなやかにのびる流麗なライン。精緻を極め一線一画さえもおろそかにしない絵付。計算しつくされた緻密な文様が特徴。染付の藍、上絵の赤、黄、緑の三色に限定されています。

有田焼 有田HOUEN 有田四様 鍋島様式

有田焼 有田HOUEN 有田四様 鍋島様式
 

古伊万里様式 金襴手 Designer 永井一正
17〜18世紀ヨーロッパで愛好されたバロック・ロココの美と色絵磁器が融合し洋風化、様式化された文様と色使いが特徴。国内向けは金彩と赤絵など多彩な顔料を用い空間をすべて文様で埋め尽くすような、濃厚なものが多いです。

有田焼 有田HOUEN 有田四様 古伊万里様式 金襴手

有田焼 有田HOUEN 有田四様 古伊万里様式 金襴手
 

日本磁器発祥の地、有田焼
有田焼とは、現在の有田町やその周辺で生産された磁器の総称で、江戸時代には、有田皿山で作られた製品が伊万里港から積み出されたために「伊万里焼」または「伊万里」と呼ばれました。

豊臣秀吉が朝鮮へ出兵した文禄の役(1592)・慶長の役(1597)の後、朝鮮半島から多くの陶工達が渡来、彼らによって日本の各地で次々と開窯されました。

とくに有田では17世紀初頭に有田泉山で良質の磁器原料が発見され、日本で最初に磁器が焼かれたところです。

その後、寛永14年(1637)に鍋島藩が伊万里・有田地区の窯場の統合・整理を敢行し、現在に知られている有田皿山の体制を整えていったのです。

[出典]KIHARA OnlineShop
[有田焼購入]Amazon.co.jp


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