ヴェネチアガラス オパールのようなグリーンとホワイトの灰皿

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ヴェネチアガラス オパールのようなグリーンとホワイトの灰皿 ( Venetian Glass  Opalescent Green White Glass Bowl Ashtray )
( Venetian Glass Opalescent Green White Glass Bowl Ashtray )

目が醒めるような鮮烈な蛍光グリーンが印象的です。
ポップでレトロフューチャー的なミッドセンチュリーの香りも漂います。
イタリア、ムラノ島の伝統ガラス工芸「ヴェネチアガラス」の灰皿です。ボウルとしても使えます。

本作品の製作された時期は1970年代頃と推定されます。
特徴的なのはその鮮烈な蛍光のグリーン。そしてオパールを彷彿させる乳白色の絶妙な融合です。
この構成は、ヴェネチア、ムラノ島の伝統技法、SOMMERSO(ソッメルソ)によるものです。SOMMERSO(ソッメルソ)は、イタリア語で「水中に沈める」などの意味を持ち、対照的な色の層が特徴の技法。ヴェネチア・ムラノガラスの技法として、古くから受け継がれています。

そのポップな配色からレトロモダンでミッドセンチュリーの香り高き作品となっています。インテリア、オブジェとしても存在感を放ちます。
 

ヴェネチアガラス(VENEZIAN GLASS)

ヴェネチアガラスは、700年以上もの歴史と伝統を今に伝えています。もちろん、その名のとおり中心地がイタリアのヴェネチアであることは言うまでもありません。中世のヴェネチアは、世界貿易の中心となる過程で優れたイスラムのガラス芸術吸収することにより誕生しました。

ヴェネチアガラスを”ムラノガラス”とも呼びますが、ムラノとはヴェネチア本島から北東約1.5kmにある島で、ここでガラス製造が集中して行なわれていたため”ムラノガラス”とも呼ばれています。ここもあの有名なスワロフスキーと同じようにその製法の秘密を守るためにヴェネチア本土からこのムラノ島に工房を移転したのだといわれています。

ムラノ島で制作されるガラス芸術は15世紀には 高級工芸品として価値を持ち始め16世紀には、ヨーロッパ全土で広く受け入れられ、流行していきました。ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」は、12人のムラノのマエストロ(職人)がヴェネチアから連れ出されて製作したといわれています。

こうしてその名をヨーロッパ全土に広めたヴェネチアガラスは、主に貴族や富豪のために特別に注文されたテーブルウエアを製作するために、大きくそのスタイルを発展させました。 そして、アイスクラック、ダイヤモンドポイント彫り、レースガラス、クリスタルなど多彩なカットの技法が次々に生み出されました。近世では、ガラス文化をヨーロッパ全土に広め、一時はヨーロッパ市場の90%を占有するほど成長しました。

そして現在、熟練したマエストロ(名人)達は息子からそのまた息子へとこの技術を伝承し、昔と変わらぬ伝統の技を活かしながらヴェネチアガラスは創り続けられています。機械での大量生産では出せない本物の味わいがそこにあります。

ヴェネチアガラス オパールのようなグリーンとホワイトの灰皿 ( Venetian Glass  Opalescent Green White Glass Bowl Ashtray )

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ヴェネチアガラス オパールのようなグリーンとホワイトの灰皿 ( Venetian Glass  Opalescent Green White Glass Bowl Ashtray )

[出典]1stdibs.com
[ヴェネチアガラス購入]Amazon.co.jp


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