イッタラ ウルティマツーレ オンザロック

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イッタラ ウルティマツーレ オンザロック 28cl ( Iittala Ultima Thule )

( Iittala Ultima Thule On-the-rocks 28 cl )

底の三つの峰が、テーブルからわずかに浮かせます。氷が解けはじめたあとの粒が、胴へ溝になって上がっていきます。

フィンランドのガラスメーカー、「イッタラ」のグラスです。デザイナーはタピオ・ヴィルカラ(Tapio Wirkkala)です。シリーズ名はウルティマツーレ(Ultima Thule)です。1960年代にこの表皮がつくられ、いちばん低いオンザロック 28cl では、底の粒が手前に来ます。

白背景に並べたウルティマツーレのオンザロック 28cl 二客

テーブルに置いたウルティマツーレのオンザロック

胴の溝は、垂直に近い筋と、途中で途切れる筋が混ざります。低いオンザロックでは、粒の層が早く始まり、三つの脚のまわりに滴が厚く集まります。光はそこだけ白く跳ね返ります。

クリアは、高さ10.4センチ、幅8.6センチ、容量28clです。重さは0.28キロとされます。いまもイッタラのガラス工場で、口吹きでつくられています。

イッタラによれば、ウルティマツーレの着想は、ラップランドで解けゆく氷にあります。ヴィルカラは1960年代、グラフィックな型を彫るところからこの表皮をつくり、ガラス吹きの手順を長く詰めたとされています。フィンエアーがファーストクラスで採用したことも、公式の沿革に記されています。

ネイビーのトレーに置いたウルティマツーレのオンザロック

手に持ったウルティマツーレのオンザロックと、底の氷の粒

液体を入れると、溝の内側に色が溜まり、外側の氷の筋が輪郭として残ります。琥珀色の液体は稜線を早く見せます。グリーンのオンザロックは、近年のフィンランド産砂を使った色違いで、クリアと同じ型のままトーンだけが変わります。

ピッチャーとオンザロック、散らした氷

暖炉の前のトレーに置いたウルティマツーレのオンザロック

机のうえで、オンザロックはいちばん低く、いちばん粒が近い位置に来ます。手に取ると、底の三つの峰が指先に当たり、胴の溝は滑らずに留まります。

[出典]Iittala — Ultima Thule On-the-rocks 28cl

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