ブロッキスフロアランプボンボリ

by crafts_design · 公開済み 2021年10月3日 · 更新済み 2022年12月22日

( Brokis Floor Lump Bonbori )

「和」を感じさせる、ほのぼのとした癒やしのあるフロアランプです。
チェコのハンドメイド照明ブランド「BROKIS（ブロッキス）」と、国際的に活躍する日本人デザイナー、柴田文江とのコラボレーションにより生み出されたプロダクトです。
インスピレーションのもととなっているのは、日本の伝統文化である祭りで参道を照らす紙製のあかり「雪洞（ぼんぼり）」。

日本の伝統文化である雪洞は、雪で作った小さな家を表す言葉でもあり、そこで灯される幻想的なあかりもイメージソースとなっています。手吹きガラスに包まれているのは、もうひとつの日本古来のあかり「灯籠」にも通ずる優しい光です。Bonboriは、一人で過ごす時間も、家族や友人と過ごす時間もあたたかく照らしてくれる、魔法のような力をもっています。

BROKISと柴田文江がコラボレーションするのは、2度目。
ボンボリは、ブランド初となるインドアとアウトドアの両方で使用できる照明です。ボンボリは、デザイン界のアカデミー賞とも称される「エル・デコインターナショナルデザインアワード 2021」の照明部門にてグランプリを受賞。照明部門において日本人デザイナーのグランプリ受賞は初めての快挙です。

BROKIS（ブロッキス）は、200年以上続く吹きガラスの伝統技術を継承するチェコ・ボヘミア地方の老舗ガラス工場が、その技術を存続させるべく、2009年にプラハを拠点に活躍する若手女性デザイナー、Lucie Koldova（ルーシー・コルドバ）をアートディレクターに迎え、スタートした照明ブランドです。ボヘミアグラスの確かな技術に、彼女の瑞々しい感性、そして世界で活躍するトップデザイナー達のデザインが加わり、ヨーロッパで最も注目を浴びる照明ブランドへと成長しました。
Lucie Koldovaはカリスマ的な人気を誇り、時代を超越した詩的なデザインを得意としています。ボヘミアングラスの確かな技術とチェコの若手女性デザイナーの新しい感性が融合し、現在ヨーロッパで最も注目を浴びている照明ブランドのひとつです。

柴田文江は、国際的に活躍する日本人デザイナー。デザインスタジオエス代表
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、大手家電メーカーを経てDesign Studio S設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトを進行中。iF金賞（ドイツ）、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞などの受賞歴がある。武蔵野美術大学教授、2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長を務めています。